TOKYO WOOD

TOKYO WOODとは?

TOKYOWOOD誕生物語

東京の木で家を建てる

東京都の4割は森林。その多くが家を建てるための人工林です。

しかし、その資源を一部しか活用できていない現状があります。
無垢の木材は含水率・強度にバラツキがあると嫌がられ、
外国産の人工木材(集成材)で建てる家がほとんどです。
しかも、東京の林業は、日本の林業の中でも著しく衰えていました。
私たちは東京にある会社として「地産地消の無垢の木」で家を作りたい。
同時に私たちの家づくりが「東京の森を守り、東京の林業の活性化」に
繋がって欲しい。
そしてできるならば、同じ思いのお客様と一緒に家づくりをしたい!
と日々取り組んでいます。
ところが、思いはそう簡単には実現してゆきません。
「この家は東京の森の一部」そう誇れる家への挑戦が始まりました。

この家は東京の森の一部だ

無垢の木への回帰

確かに地価が高い東京で取れる木材はちょっと割高。
また無垢の木材は、含水率・強度に関して品質を検査する法的義務がないので、
90%以上の木材に品質保証がない状態で市場に出ます。
これでは無垢の木材の品質にバラツキがあるのは当然です。
それでも実際に触れてみれば、木の本来持っている軽さ、強さ、木目の美しさ、香りなど、
やはり無垢の木の魅力は素晴らしい。
私たちの先進的な温熱・換気・強度・耐久性という高性能の家を
ぜひ無垢の木の良さを活かして建てたい!
作り手である私たちの理想の一方で東京都環境局も東京の林業を
なんとか再興させたいと考えていました。
伐採して市場に出しても、ちょっと割高なために、売れにくい。
だから山主さんが伐採を躊躇し、管理を放棄し山が荒れていく。
このまま山が荒れていくと、水資源枯渇、
土砂災害など深刻な未来が東京に住む私たちの上にやってきます。
しかし林業を産業として成り立たせるべく、
東京の木が安定して売れるようにする方法は、なかなか見つかりませんでした。

無垢の木は扱いが難しい外国産の集成材がカンタンでも力強く美しい地産地消 宝物を活かす

森とつながる家

東京の無垢の木を使って、地産地消で高品質・高耐久な家を建てる。
この実現にはいくつもの壁が立ちはだかっていました。
これを打破するべく動いた男がいました。
持ち前の明るさと、理想を実現したい一途さで、閉鎖的な山の男たちの中に入っていったのです。
「消費者が安心して無垢の木を使うために高品質であることを第一に打ち出そう」
そして強度のバラツキを無くす品質検査(グレーディング)を導入して高品質のものだけを出荷することを提案。
しかし、高価なグレーディングマシンを導入している木材組合は東京にはなく、
山の人たちは、長年山を守ってきた誇りもあってこれまでの分たちのやり方をなかなか変えようとはしませんでした。
そこで何度も繰り返し東京の山の未来について、家づくりの未来について語り合い、
根気強く山の人たちに歩み寄っていきました。
品質検査の結果、20%ほどの材木が検査に不合格になり構造材には使えなくなる。
不合格になった材木が売れ残るなら商売にならないので
「品質検査はやりたくない」という山の人たちの想いももっともでした。そこで男は「一つの約束」をしました。
この思い切った約束をしたことで、本気で東京の森を守りたいという気持ちが通じ、
一気に心を通じ合わせることができたのです。

何代にも渡り森を守り続けてきた人々とつながる家

山との約束


厳しい基準&木を丸ごと引き受ける

「品質検査の結果、不合格となった材木も含めて全材木を買い上げます!」と約束したのです。

この約束が山の人たちの心を動かしました。
「その心意気で取り組んでくれるなら、グレーディング(品質検査)をやろう!そしてさらに品質にこだわってその価格に見合う『より高品質な材木』に仕上げよう。」と言ってくれたのです。
こうして共通の目的と同じ思いをもった男たちの熱意が、まさに山を動かし始めます。まず東京都に「消費者に高品質の木材を届けるためにひいては東京の林業を守るために、マシンを手に入れるための補助を!」と掛け合いました。男たちの熱意に東京都も呼応し、グレーディングマシン導入が実現。
消費者が安心できしかも価値の高い木材を供給する体制が整いました。高性能の家造りにはばらつきのない一流の構造材が必要です。その一方、森を守ってきた人たちのことを知れば知るほど、1本の木を活かしきることが大切になってきます。
そこで私たちは、自然乾燥と四面背割れで、水分含有率と強度の厳しい基準を課し、1本づつ測定し合格したものだけを「TOKYO WOOD」と印字し構造に使用しています。
しかもその基準外のものも適材適所、床材や階段など役割を果たします。木を丸ごと引き受ける、山との約束です。

時代を超えて東京の森を守り続けてきた人たちがいます。また新しく森の循環再生に挑戦する若い林業家もいます。東京の森を守る人たちと町に住む私たちがつながる接点になる。それが「TOKYO WOOD」の家です。


選ばれた木TOKYOWOOD


「TOKYO WOOD」の高品質である大きな理由は3点。

天然乾燥 (香りが高く、美しく、高耐久な材になります)
4面背割れ (木の狂いが少なくなります。)
グレーディング 含水率SD<20% ヤング係数 E(硬度)>90

普通木材は伐採されてからすぐ商品に仕上げて出荷するために乾燥機(釜)に入れて短期間で乾燥させます。
実は、このように熱を加えて急速に乾燥させると、水分だけでなく木独特の香りの元である油脂成分も飛んでパサパサになります。
この油脂成分は、木そのものが長年、虫から身を守り、腐朽することを防いてきたとても大事な成分。
地元の木だからこそ、地元の虫や腐朽菌に強い。私達が地産地消の材にこだわる理由はここにもあり、「TOKYO WOOD」はあえて手間のかかかる天然乾燥を採用しています。
天然乾燥は大切な油脂分が豊富に残り、香りも濃縮され、白蟻を防ぎ、家が腐ることを防いでくれます。強度・耐久性がアップし、よい木の香りが漂うのはもちろんこと薄ピンク色の美しい木肌をもつ理想の木材になります。

厳しい基準&木を丸ごと引き受ける

自然と手をつないだ快適性

木と語らいながら正確に快適を造る自然と手をつないだ快適性

木と語らいながら正確に快適を造る自然と手をつないだ快適性

TOKYOWOOD

天然乾燥・四面背割れの「TOKYO WOOD」は、木を守る油脂分が豊富に残り、香りも濃縮され、白蟻を防ぎ、家が腐ることを防いでくれます。
強度・耐久性がアップし、よい木の香りが漂うのはもちろんこと薄ピンク色の美しい木肌をもつ理想の木材になります。
こうしてこだわりぬいた一流の「TOKYO WOOD」で、私たちは高性能の家を木と語らいながら11棟仕上げています。

「完全外断熱(高断熱)」「高気密」「完全換気」。
快適な暮らしを実現する性能の高さは、高性能建材を使用することはもちろんですが、現場施工の正確さがあってこそ実現するのです。

ビルのように自然を完全に遮断して機械的空調でコントロールするのではなく、自然に寄り添って季節ごとの快適に誘導する「自然と手をつないだ快適性」という考え方も私たちの家が愛される理由です。


森がつながっていく

そして次の世代へとつなげるつながる家

森と町を「TOKYO WOOD」の家でつなぐ取組は注目されテレビ東京の「ガイアの夜明け」で取り上げられるまでになりました。

今、東京生まれの「TOKYO WOOD」をふんだんに使った家づくりが着実に増えています。
私たちの取り組みが「東京の家と森を育てる」ことであって欲しい。
そのためにももう一歩前進してつなげたいことがあります。それが森へのお返しです。あなたの家を造るこの木は前の世代の人々がはぐくんだ宝物。宝物を使わせてもらっただけでいいのでしょうか。
東京の木の家の住まい手として、次の世代にもバトンをつなげよう。
家を建てた方を中心に山に植樹としてお返しする活動が始まっています。植樹は1口3本。そのうちの1本は山の宝になり東京の森になります。
2本は間伐材として受け取り、30年後にリフォームとしてたとえばフローリング材などで使用することもできます。
木を使い、木を育て、木の家に住む。
あなたの家も東京の森の一部となるのです。

有限会社沖倉製作所 有限会社中嶋材木店 東京チェンソーズ 田中林業株式会社 一般社団法人TOKYO WOOD普及協会
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