一覧に戻る

アーカイブ

三鷹展示場ブログ

多摩産材見学バスツアー

2014.03.30

昨日、「多摩産材見学バスツアー」を行いました。晴天にも恵まれ、大勢のお客様をお乗せしたバスは、立川ABCハウジングワールドを出発し、あきる野市にあります沖倉製材所へ。東京都の面積の4割を占める森林、その内7割が多摩西部に集中していますが、沖倉製材所では、その地元の森林を守り、活かすために、森と町をつなぐ拠点として、毎日忙しくたくさんの木を製材されています。所長の沖倉さんのお話は、木をいかに活かしていくか、どうすれば最も安心して木を使うことができるか、その日々の研究や苦労の様子が話の端々から伺われ、ご参加のお客様みなさん聞き入っておられました。特に印象的だったのが、屋外に約10年放置して置いた多摩産の桧を見せてくれたこと。さすがに周りは朽ちていましたが、芯はしっかり残っていました。これが他の産地の木だったらとっくに腐っているし、逆に多摩産の桧を他の土地に持っていってもこんなにはもたないとのこと。東京には東京の木が一番あっているし、東京の木は東京が一番あっている!長年多摩産材と向き合ってきた沖倉さんの話は、木への愛着に溢れていました。今年度内に保育園や施設に出荷する加工で大忙しだったにも関わらず、沖倉さん丁寧なご説明ありがとうございました。

3月29日 バス見

沖倉製材所の次は、建築中の武蔵村山市のT様邸へご案内しました。多摩産材が実際に構造の柱として使われている様子をご覧になり、お客様からご質問もたくさん戴きました。弊社では必ず実施している気密測定試験の様子もご覧戴き、次世代省エネ基準である5.0を大幅に下回るC値(相当隙間面積)0.5(値が小さいほど気密性が高いことを示します)の結果が出ると、みなさん感心しておられました。

3月29日 バス見学会

至らない点も多々ございましたこととは存じますが、ご参加くださったお客様、お付き合いくださいまして本当にありがとうございました。また今後も家づくりのご参考にして戴ける企画を行ってまいりますので、またどうぞよろしくお願い申し上げます。

販売担当