血の通った言葉から得たもの

おはようございます小嶋です。

昨晩は、肌寒さをいよいよ実感してきたので、冬服を引っ張りだして衣替えの準備をしました。

体温を一度上げただけで、免疫力があがると本に書いていた事を昨年から実行し、風邪を引かなかったので、今年も早くからやってみたいと思います。

さて、昨日は毎月恒例の『請求書』の締切日、約500枚ある請求書を一枚一枚確認し集計する作業を朝から行い、夕方からはこれまた恒例の全体会議を行いました。



全体会議では、嬉しい報告や改善点が話し合われ、今月のスケジュール及び目標が発表されました。

そんな中、10/27に行われる株主総会をもって退任する、森副社長のお別れの挨拶がありました。



平成12年(2000年)に、弊社に資本参加して頂いた㈱カネカから出向して頂き、15年と少し弊社の発展に寄与して頂きました。来て頂いた時は私も若く血気盛んな時でしたので、意見が合わずぶつかり合う時も何度かありましたが、最後は私の意見にシンクロして頂き、一緒に茨の道を歩んで頂きました。



私が代表取締役に就任してからは、月に数回出社されるという非常勤取締役として支えて頂き、今回74歳になられ『そろそろ悠々自適にゴルフを楽しみたいと』引退をされる事になりました。



『もう貴方に教える事は無いから大丈夫だ、どこに出しても立派な経営者になった、あんたほど苦難を乗り越えた奴を俺は知らない、だから大丈夫だ、ガハハハハ』と今年の5月頃話を頂き、ありがたい気持ちになりました。

父を見て、兄を見て、そして森さんに後ろ盾となって頂き、考えに考え一歩づつ歩んできましたが、いよいよ経営者として一人立ちの時が来たようですね、思えば結構きつい人生歩まさせて頂いてますね(笑)

いい思いでも、辛い思いでも、思い出せば山ほどありますが、退任の挨拶では少し寂しくなりました。

『副社長、プレゼント何がいいですか?』と聞いてみたら、いいよそんなに気を使うなと言われるのを期待したのですが...

『バンカーが苦手だからサンドウエッジのいいやつが欲しいと(笑)』らしいと言えばらしい副社長のお言葉でした（笑)



思えば色々な方に教え受けてきましたね、会長には真っ直ぐに正直に歩む生き方を、兄には直向に突き進み、我が身を捨て去る生き方を、福田専務には経営者としての数値的判定能力の大切さを、オサムさんには職人さん達や現場の有り様を教わり、お客様の加藤田様からは、改革を突き進む鋼の意思を、三上先生からは建築のプロとしての技術を、そして森副社長には、どんな時にも動じない不動の心を教わりました。

 

本を読むのは好きで、部屋中、本で溢れかえっていますが、キャリアから積まれた『血の通った言葉』は、私の財産となりました。教えを受けた諸先輩の皆様に対して感謝の気持ちを忘れずに、これからも一歩一歩『地元で永続的に必要とされる工務店』にしていきたいと思います。

さあ、今日も一日がんばります!!

...

でも...

副社長から一番訓練されたのは...

同じ話を何度も聞かされる事に耐えられる能力かも(笑)

副社長の人生、正直本人より、私のほうが上手に語れますから(笑)

しかも正確に(笑)

冗談はさて置き、本当に長い間ありがとうございました!!

11月のゴルフ楽しみにしています!