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小金井モデルハウスブログ

地鎮祭

2016.11.27

今朝、小金井市で地鎮祭がありました。
建物工事着工に伴い、土地を清め払って
無事故無息災を祈る儀式となります。
施主様にとっては一生に一度あるかどうかの
貴重な行事ではないでしょうか。


本日は「先勝」です。
「先んずればすなわち勝つ」
(午前中に行えば幸運が舞い込む)の意であります。
「大安」に次ぐ吉日ということで、
誠にめでたい日取となりました。

今回、祝詞をお願いしたのは杉並区の由緒正しき
「猿田彦神社」の神主さんです。
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こちらはお祓いに米と紙吹雪を撒く場面。
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そして祭壇。


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海のもの、地のもの、山のもの、米、酒がお供えされています。
それから鋤、鍬、鎌。
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この耕具を用いて草を刈り地所に初めて手を入れるための
儀式を行います。すなわち「鋤き入れの儀」です。
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この盛砂を鋤きます。


まずは設計者が鎌で草を刈り、「栄」を3回復唱。
これを「刈り初めの儀」と呼ぶようです。
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「栄」はますますの繁栄を祈る「弥栄」の意となります。
よく気合いを入れたい場面で「えいっ」と声が出てしまいがちですが、
その語源を垣間見たような気がしました。
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お施主様は鍬で土を掘りながら栄、栄、栄。
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施工担当者は鋤で盛砂の土をすくって栄、栄、栄。
鍬と鋤の手順を合わせて「穿ち初めの儀」と呼ぶそうです。


「鋤き入れの儀」終了後は「玉串奉奠」へ。
玉串を捧げ、神への敬意を示す儀となります。
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非常にわかりにくいですが、祭壇に祀られた
緑の葉っぱが玉串です。それをお供えし、二礼二拍手一礼。
ご家族揃ってお参りされる姿が心温まりました。

このあとは出席者全員でお神酒を交して地鎮祭は終了。
もう間もなく着工となりますが、安全第一で完成することを祈るばかりです。
皆で手厚くお参りしたので神様も見守っていて下さるでしょう。
地鎮祭を終えられたお施主様、本日はおめでとうございました。


販売企画部 佐藤彩香