10年先のスタンダード

おはようございます、小嶋です。

今日からいよいよ新卒が入社してきますね!

今年は、5名の新卒を採用させて頂きました。既に何度か研修に来てくれていますが、

入社後は、各部での研修を経て各配属先で働いて頂きます。これから先の、新入社員のがんばりが楽しみです。



(一番左の方は違いますが(笑)、活躍している入社3年目の先輩達)

さて、昨日はベターリビングの青木部長、ソーラーサーキットの家の清水さん、三上先生を講師に向かえて、今日から始まる『建築物エネルギー性能表示制度BELS』の社内勉強会を開催致しました。



現在、弊社では長期優良住宅を全棟採用していますが、平成26年度では戸建てでは、長期優良住宅(設計性能評価=図面だけの評価)採用は全体の26％しか採用されていなく、建設性能評価(図面の評価の後に、評価通りに施工されているか検査を受ける評価、任意)については10％しか採用されていないのが現状です。

2020年には必須となるこの制度を、未だに採用していない建築会社が存在する事に驚きましたが、今日から施工されるこの制度は最早、真面目に国の制度を導入しない会社には建築できないように規制する制度のように感じました。



ベターリビングの青木部長から、『真の長期優良住宅=長寿命供給システム認定取得』の構図について説明を受けましたが、4年前、高井部長を筆頭とするプロジェクトチームで、長寿命住宅供給システム認定を採択していて良かったと心から感謝しました。



青木部長から、長期優良住宅は図面だけの制度、真の長期優良住宅は建設性能評価を受けた住宅だけ、未だに長期優良住宅仕様とか、長期優良住宅採用可能等をホームページに掲げている詐欺まがいな建築会社が多数存在する中、真面目に任意の建築性能評価まで受けている弊社は、世の中に10％満たない優れた会社だとお言葉を頂きました。



真の長期優良住宅=(設計性能評価+建設性能評価＋維持管理計画)=長寿命供給システム認定＝東京都では小嶋工務店だけが採択されている!

1）長期優良住宅の取得(設計性能評価のみで、建築性能評価任意)

2）建設性能評価の取得(設計性能評価だけだと図面どおりに建築されたかが不明)

3）長寿命供給システム認定の取得(維持管理計画の履行及び瑕疵保険の延長が可能となる)

4)  建築物エネルギー性能表示制度BELSの取得(温熱環境４を越える家造りの証明)

5）ZEH施工建築会社として登録する(2020年までに建築する半数を現在の10％マイナス温熱環境を実現し、ゼロエネ住宅とする)

6)  地産地消の推進=TOKYO WOOD（地産地消を実現し地域環境に貢献する)



弊社が1月にオープンした、TOKYO WOOD宿泊体感住宅は、既にBELS最高等級5☆の性能となっていて、ようやく国の厳しい基準が弊社の家造りの性能を評価してくれるようになったと皆喜んでいました。



最早、充填断熱(グラスウール、ロックウール、拭き付け断熱等)では施工が恥ずかしくてできない時代が幕を開け、まして長期優良住宅を採用していない建築会社等最早存在できない時代がようやくやってきました。



この10年、真の地産池消、真の長期優良住宅をプロジェクトを組んで毎週学び、造り上げた事が評価される時が来事に皆喜びで一杯となりました。三上先生からも、もっとペースを上げてトップランナー工務店として自信を持って突き進めとお言葉を頂いたので、早速業務フォローや維持管理について関係者と話し合いました。

これからも、弊社は10年先のスタンダードを目指し、日々取組んでいきたいと思います!

さあ、今日も一日がんばります!

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