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社長ブログ

欧州の影響で合板ショック到来

2022.04.18

おはようございます、小嶋です。

今朝は肌寒い朝ですね、寒暖差が激しく服装に迷う季節ですが、

春風邪を引かないようにセーターをリュックに入れて働きたいと思います。



さて、欧州で発生した戦争の為、建築業界では大変な騒動が持ち上がっています。

昨年の2月頃から始まった感染症による木材ショック(ウッドショック)ですが、

1年の間上昇し続け、ここ2ヶ月高値安定で木材価格は上昇ラインに歯止めがかかりました。そんな中、

ロシア産木材の禁輸が決まり、その影響は構造用合板の品不足に大きく影響が出ています。



業界内では、6月に構造用合板が無くなると大騒ぎの状態となり、感染症前の価格の約2倍の価格となりました。

30坪の住宅で使用する構造用合板は、910mm×1820mm×12mmが約150枚、24mmが約50枚となっています、

これは価格にすると約25万円が合板だけで上昇した計算となり負担額は更に大きくなりました。

構造用合板の大半は国内製造ですが、複層になっている硬い部位の(カラマツ)の80%は欧州産が使用されている為、

これから国産材にシフトすると各メディアは伝えていますが、工場建設には2年は掛かりますので、

弊社も秋以降は更に違う手段を用いてこの状態を乗り越えたいと思います。



昨年12月の初めに構造用合板の在庫を集めるべく、社員全員で買付に奔走し8月上棟分まで在庫を確保しましたが、

これから先どれだけ在庫を確保できるか、倉庫を購入する等して、資材確保に努めます。



4月から原油価格の高騰もあり、住宅設備機器の価格も上昇し、給湯器などは値段より物を如何に確保するか品薄状態は続いています。

現状は在庫を弊社内に確保している為、問題ありませんが来年の80台を確保できるよう懸命に動きたいと思います。

過去のモデルケースに当てはまらない大変な状況下にありますが、少しでも先を読んで資材確保に奔走します。

さあ、今日も一日がんばります!

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