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社長ブログ

大分県の林業視察

2023.01.14

こんにちは、小嶋です。

久しぶりに小雨がぱらついていますね、来月あたりから花粉が飛び始めると思いますが、本当に花粉の季節は辛いので今年は飛散量が少ない事を願いますね。

東京の森林も伐期を等に過ぎ、大人に成長した杉や檜は花粉を全力で飛散させています。樹齢50年あたりで伐採すれば飛散する事はないのですが、60~70年生に成長した木々から発生する花粉を現在では止める事は中々できないので、私の花粉症も当分お付き合いしていかないといけないみたいですね。現在の想定では350年ぐらいかかると言われていますが、TOKTOWOOD普及協会が伐採量を増やし植樹する速度を速め、一日も早く花粉の飛散を減少できるように努力していきたいと思いますね。

 

さて、昨年の11月下旬に国土交通省の事業に採択された事業を構築する為、TOKYOWOOD普及協会のメンバーで大分県にある佐伯広域森林組合と㈱トライウッドの工場や貯木場見学にお邪魔してきました。



県からの補助金が手厚く出ている大分県では、林業従事者の賃金も良く、暖かい大分県と東京都で比べると杉の成長速度も異なり、製品にするまでの回転率が良く暖かい地域は恵まれていると感じました。ただ成長速度が速いという事は、ヤング係数も50前後と低く強度的に弊社では採用できないレベルの材となっていました。



工場の敷地は広く、地代家賃もしくは資産価値も安い為、広大な敷地を使用できる事には本当に羨ましいと感じましたね。

東京でこれだけの敷地を探しても中々手が出ないですし、TOKYOWOOD普及協会の最大の課題は2000~3000坪の敷地を今後どう用意できるかに掛かってくると思います。



視察2日目は、大分県日田にある㈱トライウッドに行ってきました。

トライウッドは10年前ぐらいに国土交通省長期優良住宅先導事業の応募書類を皆で勉強している時、素晴らしい乾燥方法があると調査した製材所です。何度もお邪魔しようと思っていたのですが、タイミングが合わず10年経過してしまいましたが、今回の視察でようやく訪れる事ができました。



現場に訪れまず感じたことは、敷地の大きさでした、これだけの敷地に乾燥場、製材所を作れることに、皆が正直ため息をついてしまいました。無垢材の拘りは素敵なのですが、やはりグレーディングに対する拘りはさほど感じなかった為、弊社との考え方には少し乖離があるなと感じました。これから先、2025年に向け、構造計算や温熱計算は更にレベルを上げていく為、弊社の平準化している内容は更に評価されていくと思います。

自分たちでしか出来ない家造り、東京の地に大規模製材工場を何としても作り上げたいと思います。

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