更に値上がりが必須な建築業界

おはようございます、小嶋です。

昨夕は西の空が綺麗でしたね、遠くにぼんやりと富士山が見え、打ち合わせの後久しぶりに緑がかった夕陽を見る事ができました。異国の地で戦火に追われる方々には申し訳ないぐらい平和な日本に感謝したいですね、これからも平和な毎日が続くよう祈りたいと思います。



さて、新型感染症から始まった住宅建材の値上がりは凄まじい勢いでしたね、建材メーカーが来社される度に値上がりの定時があり、建築業界にとっては激動の一年になりました。ウッドショックは沈静化しましたが、石膏ボードや構造用合板、住宅設備機器等、値上がりしていない部材を見つける方が容易い状況には驚くばかりです。どれだけ原価が上昇するのか、毎月の請求書、実行予算算入時に再確認していますが、以前と比べるとその価格差に唖然としてしまいます。



例えば910mm×1820ｍｍの厚さ12ｍｍの構造用合板は、感染症拡大前は1000円/枚で仕入れていましたが、現在は1450円/円から1750円/枚と1.5倍以上の値上がりとなっています。また石膏ボードは910ｍｍ×1820ｍｍ厚さ9.5ｍｍで270円/枚が330円/枚と1.2倍以上、標準にしていたキッチン、ユニットバス、洗面化粧台も1年で2回の値上げ要請がありました。最近少し風向きは変わってきていますが、ご検討して頂いているお客様に必ずご満足して頂けるような見積がご提出出来るように、交渉を加速させたいと思います。



第56期（R5.9.1～R6.8.31）は、現在74棟（昨年同時期70棟）のお仕事を頂いており、状態的には過去に無いありがたい状況下にありますが、第57期からは新たな流通の仕組みで世情に対峙していきたいと思いますので、今後とも宜しくお願い致します。

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11月18日には今年最後のTOKYOWOODバスツアーを開催させて頂きますので、お気軽に参加してください。

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