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社長ブログ

多摩産材で造る梁材(TOKYOWOODBEEM)

2023.11.06

おはようございます、小嶋です。

最近、歯が痛く毎週歯医者さんに通っていますが、最近の歯医者さんは使用される道具が凄いですね。昔は歯医者さんが嫌で嫌でしょうがなかったですが、作業前に麻酔を使用してくれる為、痛みもさほどなくメンテナンスをして頂いています。年齢を考えても歯を大切にしないと身体のバランスを壊してしまいますので、毎週通い続けたいと思います。



(歯がかなり生えてきたチビです)

さて、数年前から国交省の事業に採択されテスト生産を重ねていた『東京の木で造る梁材』の出荷が始まりました。初回テストでは1/4しか合格ラインに達しなかった『TOKYOWOODBEEM』ですが、数度のテストを重ねいよいよ出荷する事となりました。多摩産材使用率No.1を10年以上続けている弊社にとって、難しい課題は『梁』でした。

良く梁材を無垢材で安易に進める会社がありますが、そういう会社の大半は性能表示を取得していない会社です。横架材の耐力は住まいの耐震性に直結する為、安易に無垢材を使用する会社も見受けられますが、そのような会社は全て、性能表示(設計性能評価/建設性能評価)がない状態です。未だにこの制度は普及率3割弱となっていますが、住宅の性能値(耐震/温熱/台風/劣化等)を明確にしない住宅を採用している事は、弊社にとって考えられない気持ちです。購入される方にとっても、税制優遇や将来の売却時の価格下落など不利になる事ばかりとなりますので、建築する場合はダブル評価の取得をまずご確認する事をお勧めいたします。



多摩産材の普及率を高める為にも、梁材の仕様は不可欠ですが、横架材に使用する事は難易度が高い為、必ず耐震等級の確認をしてください。



2025年度に改正される制度は、外皮計算や温熱環境に対する計算書類を作成できない会社は一斉に退場を余儀なくされます。弊社ではこの分野に5名の人材を配置し自社での書類作成をしています。その為昨年完成した木造大規模住宅の建築に対しても対応できることが強みとなっています。



これから先、2000㎥の原木消費を目標とし、伐採エリアの植樹活動もし多摩産材の循環を計画的に行い、花粉の飛散低減に寄与した仕組みを拡大していきたいと思います。

『東京に住まう人が東京の木で建築し、東京の環境に寄与する』

今後も、様々な部材の検討をし多摩産材仕様量を増やしていきたいと思います。

[embed]https://youtu.be/8pJMgY881HE[/embed]

TOKYOBEEMを是非宜しくお願い致します。

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令和5年11月18日には今年最後のTOKYOWOODバスツアーを開催させて頂きますので、お気軽に参加してください。

お申し込みはこちらから、お申し込みくださいませ。

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