多摩産材をTOKYOWOODブランドにするまで。

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3TOKYOWOODバスツアー～2024～

2024.02.10

おはようございます、小嶋です。

雪もすっかり溶けましたね、近所の公園の梅の木も少し花が開き始め、春を感じる季節になりました、花粉の飛散の飛び初めで辛い時期でもありますが、建築屋としては暖かくなるのはありがたいので、来週は現場周りをしたいと思います。

さて、先日弊社の動画制作チームと今後の動画制作について話し合いました。

私は弊社の拘り部位である箇所の制作と来年迎える60周年動画を造りたいため、脚本は私が造ると説明しましたが、動画制作チームからは今年の11月で10年経過した『ガイアの夜明け』の続編を取りたいと提案を受けました。2014年に放映されたテレビ番組なのですが、その続編と言われ少し驚いてしまいました。仮題は『あれから10年～未だ夢の途中』ということですが、最近は髪の毛の少なくなった姿を見たくない為、テレビ番組は全て社員の皆に出て頂くようにし、目立たない様にしていましたが、説明を聞いて当時を思い出すと胸が熱くなりましたね、東京の木は大した材は無いと言われ、ならば私が日本一の木にすると誓い始め、夢中で駆け抜けた十数年でした。

当時は3人で始めた団体でしたが、材の拘り、会社の経営状態の公開等、本物のブランドにしたい為、新たに加わって頂いたり、会社の状態や、材の質を改善できない会社には退会して頂いたりしました。厳しくしなければ何時か見放されてしまう、本物の材を造る為には心を鬼にしていかないといけないと、団体の資金繰り、損益を任せて頂きました。

※TOKYOWOO普及協会に加入する会社は決算書及び資金繰りを毎年提出して頂いています。また外部信用調査機関に決算書提出を義務化しています。

また、木材性能表示を実施する為、弊社で1500万円、中嶋材木店で4000万円、株主様に5000万円を投資して頂き、1本1本のヤング係数、含水率を印字し修正材の強度（（E）ヤング90以上）を超える数値を合格ラインに設定しました。1/3は不合格となる為、胴縁、床材、腰壁材、間柱、大引き、垂木に使用し無駄を徹底的に省き、木材を使い切る事ができました。（多摩産材を普及させる為、弊社は毎年4000万円近く（売上の1.5％）TOKYOWOOD活動費（広告等）に計上し続けています）

またTOKYOWOODBEEM（梁材）もいよいよ1月から出荷を始め、1棟で使用する多摩産材の使用量を飛躍的に伸ばすことができ、弊社で建築する方は東京都が実地している『多摩産材利用ポイント』を全て採用できるようになり、家具などが頂けるようになりました。

あれから月日も流れ、若い世代のやる気もパワーも凄いので、これからの10年は彼らに団体の経営を段階的にお願いするようにしていきたいと思います。

勿論、私のもまだ、やりたい事（TOKYOWOODのオートメーション化した製材工場建設）やらなければいけない事（花粉の飛散を止め循環型の東京の林業の復活）はありますので、努力していきたいと思います。

若い世代が造る新たなTOKYOWOOD普及協会を皆様宜しくお願い致します。

目指せ㈱TOKYOWOODVISION！

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東京都が開始した多摩産材利用ポイントは東京の木（多摩産材認証材）を下記の項目に該当すれば60万point頂けますので、東京ゼロエミの補助金と併用して住まい造りの補助としてください。

多摩産材木材利用ポイント概要）東京都予算1億8千万（約300棟分）

◇ポイントを交付する対象住宅の要件（共同住宅不可）

1）自らの居住用新築戸建て住宅

①多摩産材認証材を4㎥以上使用

②東京ゼロエミ住宅取得（長期優良住宅取得）

※多摩産材1㎥あたり8万ポイント（弊社では30坪100㎡の住宅で約10㎥使用しています、担当者に確認願います。）

2）ポイント交換できる東京の特産物等

60万ポイント引き換えの商品はこちらからになります。→多摩産材利用ポイント引き換え商品一覧

令和4年4月1日以降完成の建物で、令和6年度の継続予定です。

応募の方は、kikaku@k-kojima.co.jp迄、お名前、ご住所を記載してお送りください。