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小金井モデルハウスブログ

体の快適温度

2016.10.13

この頃は朝方が特に冷え込みますね。

ついに羽毛布団を出しました。
タオルケットと比べると保温力が断然違い感動です。
布団の中にいればぬくぬくと居心地が良いのですが、
起きて外に出るのが辛いです。

IMG_0139


 

 

 

 

 
(勤務中も膝掛け導入で寒さ対策万全です)

ところで、就寝中の布団の中はだいたい
32~33℃と人肌程の温度があるようです。
夏場の体感温度が33℃あれば大概暑苦しいのに
冬場の布団はぬくぬく感じるのだから不思議。

これは顔と体とで快適な温度の感じ方が
違うからなのだそうです。

人間が「暑くもなく寒くもない」と感じる
物理的な温度を中立温度と呼びます。
体の中で一番暑さを感じる部位は頭で、中立温度は22℃。
一方、足元の中立温度は26℃で最も寒さを感じやすい
場所で、特にくるぶしが顕著。

就寝時は頭を出して体を温めているので。
「快適」な環境と言えるでしょう。

しかし、秋冬の室内空間は逆だな、と個人的に思います。
暖房を付けても暖かい空気が上へ行ってしまい、
足元が冷えてすーすーしてしまいます。
人間的にはあまり嬉しくない状況です。

それがつらいから「よし床暖つけよう」となるわけですが
床暖も設備機器。機械はいつか壊れます。
直そうと思えば高額な修繕費用がかかり、家計に大打撃。
それに高熱費も嵩みます(※これについてはおいおい)

その点、長い目で見てソーラーサーキットの
基礎外断熱は家計にもくるぶしにも優しい仕組みです。

ソーラーサーキットの基礎は地熱を利用しています。
実は、地中の温度は年間を通じて大した温度差がありません。

冬は外気が0℃であろうとも、土の中はだいたい
15℃より大幅に変動しないのです。

動物が冬眠の場に地中を選ぶのも納得できます。

ところが従来の断熱法は床と基礎の間にも断熱材を入れてしまうので
この地中熱の恩恵を受けられません。

ソーラーサーキットは基礎から屋根まで通して
外側を断熱していますから、地中の熱を利用し
足元の冷えを防いでくれます。

夏に開いていた床下ダンパーも冬は閉じて、
暖気の逃げ場を塞ぎエアコンの利きも良好。
足の冷えに涙を飲む日々とはお別れできそうです。

靴下を重ね履きしなくても良い生活を実現してくれる
ソーラーサーキットには憧れてしまいます。

 

販売企画部 佐藤彩香