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現場日記

ラスト1ヶ月です。

2019.11.29

こんにちは、建設部 捧です。

もう11月も終わりですね。

残りあと1ヶ月で今年も終了致します。

来年はいよいよ東京オリンピックの年となりますが皆さんは楽しみですか?

 

 

さて本日は前回のサイディングに続いて同じく外壁部分に使われる「コーキング」についてご紹介したいと思います。

コーキングとは前回ご紹介したサイディングボードのジョイント部分に使われている材料です。

   

このようにサイディングボードを張り終わった後にボードとボードの間、目地となる箇所に充填して隙間を埋める役割を担っています。

主な目的としては防水です。ペースト状で粘りのあるコーキングは固まるとゴムのような弾力のある状態になります。これを隙間なく埋めることでパッキンとなるので内部の水回りにも使われています。

 



また、コーキングを打ち込むジョイント部分にはこのような中央が四角く膨らんだ部材を下に入れます。これをハットジョイナーと言います。

このハットジョイナーを入れることによってコーキングの下が耐火構造になると同時に防水性能を上げる効果があります。また、ボードの目地を一定にする定規のような役割も果たせるというメリットもあります。

 

 

 

コーキングはそれを専門とした職人さんがいるほどにかなり時間のかかる作業です。家1軒分ともなるので当然と言えば当然ですね。

そしてコーキングは「シーリング」とも呼ばれ、ウレタン系やシリコン系など種類も豊富です。

打ち込む人によって見た目の綺麗さは大きく変わってきます。1ヶ所1ヶ所では綺麗汚いの違いはそれほど気にならなくてもそれが外壁全体ともなればその差は歴然です。1つ1つの作業を丁寧にやるからこそ仕上りが美しくなるものですよね。

神経を使う仕事でありながらも丁寧さを忘れない職人さんはやはりかっこいい職業ですよね。

 

 

建設部 捧