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現場日記

念願叶えてきました。

2025.02.03

皆様こんにちは!現場日記・月曜日担当の城井です。
最近、雪フルフルサギに振り回されています。皆さんは雪の日の思い出といえばどんなものがありますか?
私は小学生の頃、雪だるまを作ろうと雪玉をコロコロ転がしていたら2車線道路のど真ん中で雪玉が大きくなりすぎて自力では転がせなくなったという思い出があります。

さて、タイトルにもありますように最近ちょっとした念願が叶ったのでご紹介したいと思います。


皆様は「土浦 亀城(つちうら かめき)」という建築家をご存知でしょうか?
土浦先生は巨匠フランク・ロイド・ライトのもとで建築を学んだ日本の木造モダニズム建築の先駆者です。
私自身、学生の頃から先生の自邸を見学したいと思っていたのですがなかなか機会に恵まれず。
最近抽選に当たったので、念願叶って学生時代のゼミ仲間と見学に行ってまいりました!



竣工はまさかの戦前の1935年です。白い箱物の外観、リビングを中心とした機能的な平面構成、吹き抜けとスキップフロアによる空間の連続性、当時はまだ日本では珍しいシステムキッチンの導入など。今の人が見ても古臭さを感じない地下1階、地上2階建てのモダンな住宅です。
インテリアは落ち着いた色合いのイエローとグレーをコンセプトカラーにし、まとめているので黒いスチールの手摺や赤い絨毯アクセントになっていて秀逸です。

実はこの「土浦亀城自邸」内部は写真撮影NGでして。2枚目・3枚目の写真は学生の頃、研究課題で作った模型なのです。
20分の1スケールで作った模型なのですが、結構実物の亀城自邸に近くて嬉しかったです。

戦前の住宅とは思えないほど格好いい「土浦亀城自邸」は、現在、竣工当時の姿に復元・移築されて月2回ほど港区青山にて見学会を開催しているので、気になる方がいれば是非足を運んでみてください!