一覧に戻る
1 2ワークスペース 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

アーカイブ

現場日記

100円玉記念日

2020.12.11

100円といえばお札?そんな時代はもう古い!

ということで1957年の今日、初めて100円玉の硬貨が発行されました。

 

こんにちは、建設部 捧です。

12月ももう直ぐ前半が終わろうとしています。

そりゃあ寒いわけですよね。

再来週にはクリスマスも控えていますし。

今年はクリスマスをお家で過ごすという人も多いのではないでしょうか。

そんな記念すべき日、お家の中に隙間風が入り放題だったら嫌ですよね?

 

そこで重要視されるのが『気密性』!

住宅の気密性とは、空気の密閉度、つまり家全体のあらゆる箇所にどれだけ隙間が存在するのかということです。

隙間が少ない程気密性がいいです。

この気密性が良ければ良い程より断熱材が効果を発揮します。

よって暖かいです。

ファスナーをしっかり閉めたダウンジャケットは暖かいですよね。

家も衣服と同じで隙間の無い家は暖かいのです。

 

さてそんな大事な気密性の測定方法ですが、こちらの機械を使って測定致します。



以前にあげたブログと同じ写真を使わせていただいております。

こちらの機械で家の中の空気を一気に外に出して室内を負圧にします。

すると室内と室外とで気圧に差が生じ、室内の空間は気圧を元に戻そうと室外の空気を家中の隙間から取り入れます。

その時に気圧が元に戻る時間であったり入ってくる空気の量などから家全体の隙間の量を測定します。

例えば測定結果で全体の隙間量が64㎠と出ていれば、家中の隙間を集めるとおよそ8㎝×8㎝の隙間が存在していることになります。

そしてこの数字を小屋裏を除いた総床面積(㎡)で割ったものを『C値』といいます。

気密性がいいかどうかは基本的にこのC値で判断します。

建物が大きければ当然総合の隙間面積も大きくなります。

総合の床面積で割り、建物の大きさに関わらず床面積1㎡あたりの隙間面積を出すことで、建物の規模に関係なく同じ土俵で比較できるということです。

 

気密測定は普及率でいえばまだあまり高くは無いそうです。

しかし重要な性能であることは間違いありません。

気密性の高い暖かなお家で素敵なクリスマスを過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

 

建設部 捧